経営理念
誠実なものづくりでお客様に信頼される企業を目指します。
何事にも誠実に実践し、
人とものづくりに愛情をこめて、地域と社会に貢献してまいります。
会社名のこだわり
近年では木型の製造割合は少なくなり、検査治具や金型を作成しています。
木型製作所ではないのでは?という話も何度か社内で出たのですが、やはりモノづくりの原点は木型制作にあり、このモノづくりに対するこだわりを持ち続けるためにも原点である木型製作所を残しておくべきだという結論になりました。
常に原点でを忘れずにこだわりと誇りをもって製造していきたいという思いが込められています。
ロゴについて
カチッとした機械的なマークとオーソドックスな文字で
わかりやすくかつ正確な仕事をできる製作所であることを表現しています。
シンボルマークは谷とフジの文字で構成しております。
色については
青で企業カラーと柔らかいイメージと風通しの良さを表現
茶色については、社名にもある木型をイメージしております。
谷藤木型の歴史
鋳造用木型づくりからはじまる!
弊社は先代が起こした「鋳造用木型づくり」から始まりました。創業した1977年頃は、鋳物の量産で用いられる木型の需要は活発でした。この木型は使用される金属の膨張率や収縮率などが違うために、同じように作ったはずの木型であって使う金属により調整が必要でした。先代の長年の経験と卓越した技術により、その技を駆使して高い精度が要求される部品の木型を製造してきました。
●鋳造用木型とは
鋳造とは、材料(主に鉄・アルミ合金・銅・真鍮などの金属)を融点よりも高い温度で熱して液体にしたあと、型に流し込み、冷やして目的の形状に固める加工方法である。
古代からある加工法で、鋳造に使用する型を鋳型とい言い、鋳型を作るための元になる型を作成するのですが、職人の技術によって寸法通りの部品になるように、調整する必要があり、この型を木材で作成するので鋳造用木型と言います。
木型から金型へ!精度を高める。
木型を作った後に石膏で反転させて鋳型をつくり、そこに溶けた金属を流し込むことで鋳造品が出来上がります。技術の発展に伴い部品にもより精密な加工が必要になってきており、特に車両のエンジン部分などは繊細です。また経済成長によりより多くの製品を作る需要がはっせいしました。複雑で繊細な設備のための鋳型や、大量生産をするためのプレス用の型などは精度が高く耐久力のある金型が求められるようになりました。木型で培った技術を活かし金型の生産を増加させてきました。
CADで設計し製造のデジタル化へ
3D CAD/CAMシステムが普及し、NC工作機械などを用いてさまざまな加工品を作る時代へ移行すると、弊社もシステムとマシニングセンターを導入(1999年)。CADで設計を行い、データをマシニングセンターに送り、プレス金型等を削り出して成形しています。データを入れてマシンで製造すればだれでも同じものが出来そうですが、材質や求める形状によって微妙に設定を変える必要があり、それがまたモノづくりの面白さでもあります。
より高い精度を求めて!
木型から、金型、そしてデジタル化と進んできた弊社ですが、一貫して精密加工へのこだわりを持って取り組んできました。最近ではこの複雑な形状を効率的かつ精密に加工する技術により、高い精度が求められる「検査治具」や自動車部品のプレス金型等、幅広く対応しております。
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